廃棄木材とアルミ合金のハイブリッドカードケース
昭和の時代、座敷にでーんと置かれた座敷机。
時代は変わり、畳の文化はなくなり正座スタイルから椅子中心の生活へ。
邪魔者扱いの座敷机の多くは、廃棄されてるのが実情。
樹齢何百年もの銘木を切り倒し、不要になったら捨ててしまう。
人間のエゴで森から頂いた資源の有効利用に着手しました。
座敷机の天板はダイニングテーブルとしてアップサイクルされてますが、その脚はその大きさから使い用途がなく倉庫に山積み。
そんな脚を切り出し、最薄部が1.5mmと言う従来の木製品ではなかった極薄プレートが出来上がりました。
フレーム本体はアルミ合金中最高強度の超々ジュラルミンを使用。
超々ジュラルミンはロケット部品や航空機産業に使用される、軽さと強度を兼ね備えたアルミ合金。
廃棄木材とのコラボレーションで、とてもクールでスタイリッシュなプロダクトに仕上がりました。
パネルが木材ですので、交通系ICカードやクレジットカードはタッチで改札を通ったり、お支払いなどが可能です。